そもそもがアマノジャクだからブログが出始めの頃には目もくれず、一通り流行りの騒ぎが収まったあたりでやっと始めたわけですが、それでももう二年くらいは経ってしまいました。
　投稿数が徐々に増え、写真のカット数も数百を超えるてくるともうページをめくり続けるのも面倒臭くなります。カテゴリーやタグ等のキーワード検索を小まめにすれば良いのでしょうが、せっかちな輩にとってはそれさえも煩わしいからもう以前のものに触れることが次第に無くなってくる。
　結局ブログにしても掲示板にしても、そもそもが時系列で消費され、いつの間にか過去のモノとして埋もれて行ってしまう運命にある。広い意味でそれは間違いではないわけだが、そう簡単に埋もれない、いつでもすぐにブラウズ出来る環境が欲しいし、またそういう写真を少しでも撮りたいものだと思うのであります。

　以前ほど街へ遊びに出歩かなくなったせいか、たまに街へ出るとまるで景色が変わっているのに驚く。薄れかけた記憶の風景にもう二度と会えないのは残念な気もするが、その驚きが少し面白く感じられてまた街歩きが楽しくなりつつある。

　ここの一連の大ボケ写真はボケの域を越えて溶けてると言う方が合ってるような気がする。このボケ味ならぬトケ味を自分の中ではトロミ写真と称しているのだが、単玉レンズの収差とフレアーの大暴れが煽りを伴って何とも言えず甘いトロミを醸し出してくるのである。まともな撮影用レンズではここまでゴージャスなボケや流れは多分出ないだろう。パンフォーカスにきっちり写す写真も勿論いいが、このトロミ写真もまだ当分飽きる気配はなさそうである。

　友人が今インド旅行をしている。携帯から電話をよこし、自らのブログにも画像をアップしてきた。まさに今の映像であり、その生々しさが伝わってくる。
（リンク集：光の記憶　参照）

　インドでは暑くて半袖だというのに、こっちじゃ雪が降ってます。明日の成田からの帰りは路面凍結で気をつけた方がいいかも・・・

　テレビが壊れたので仕方なしに昨年テレビを買った。その時のエコポイントの引換証がなかなか来ないので、催促してやっと届いたのはいいが金券でなんも買うものが思いつかない。
　そうだ、全部フィルムに替えよう！

　自分一人がどんなにいい思いをしても誰にも伝わらない。
でも、人に楽しい思いを与えられるなら、その喜びを一緒に分かち合える。
そんな生き方もいんじゃないのか・・・　少し酔ったみたいだな。

　参拝は神様にお願いに行くのではなく、感謝とお礼の為に行くものである。どこかでそうさとされた。それ以来、神頼みをする己が卑しい事の様に思えてしまう。とは言え、本当に困ったらなら雲をつかむ思いでお頼みするしかないのだが。

雨脚の長い夜長　Blue in Green　なんぞ　かけてみる

　こうなると今夜は眠れない！